【介護の非常食】「もう食べられない」と諦めていた父が、笑顔を取り戻した日。災害時も「いつもの食事」を守るための、正しい備え方

【介護の非常食】「もう食べられない」と諦めていた父が、笑顔を取り戻した日。災害時も「いつもの食事」を守るための、正しい備え方
【介護の非常食】「もう食べられない」と諦めていた父が、笑顔を取り戻した日。災害時も「いつもの食事」を守るための、正しい備え方

1982年から介護食と向き合う専門店が、高齢者の災害食選びをお手伝いします。
「噛む力が弱くなった親に、どんな非常食を用意すればいい?」そんな悩みを抱えるご家族へ。食べる力を「測る」ことと、体に合った食事を「備える」ことで生まれた、安心の物語をご紹介します。

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災害のときも、大切な家族には、安心して食事を楽しんでほしい。

そう願うあなたの気持ちに、私たちは寄り添いたいと思います。

1982年の創業以来、40年以上にわたり、噛むことや飲み込むことに悩む方々の「食」と向き合ってきた専門店として、災害時の備えについてお話しさせてください。

「もし避難所生活になったら、親の食事はどうしよう……」

テレビで硬そうな乾パンやおにぎりを見るたび、胸がざわざわしませんか?

  • 「ミキサー食じゃないとダメだと思い込んでいるけれど、停電したら作れない」

  • 「親の体調は変わりやすいから、何を備蓄していいか分からない」

その不安は、あなただけではありません。多くのご家族が抱えている悩みです。 でも、大丈夫です。そのお悩み、「食べる力」を目で見て確認することで、解決できるかもしれません。

「知る」と「備える」2つの安心

私たちは、不安を安心に変えるために、「いま食べられる硬さを知る」ことと、「お口に合った食事を備える」ことをセットで提案しています。

1. 知る安心:カメルカ(硬さ測定)

簡易食物硬さ測定器カメルカ開発者の高田耕平先生の「安全な食事を届けたい」という想いから生まれたキットです。
「なんとなく大丈夫かな?」ではなく、「この硬さなら安心して食べられるね」という基準を、科学的な裏付けをもとに、ご家庭で簡単に確認できます。

2. 備える安心:安心パック(最適備蓄)

確認した硬さ(「かまなくてよい」や「容易にかめる」)に合わせて、管理栄養士が選んだ介護食セットです。水も火も使わず、袋を開けるだけですぐに食べられます。

【実話】食べる喜びを取り戻した家族の声

実際に「簡易食物硬さ測定器カメルカ」を使って、食事の時間が変わったご家族の声をご紹介します。

家族の声①「総入れ歯でも、食べられるものがこんなにあった!」

「総入れ歯になり、食べられる物が一気になくなってしまいました。ミキサー食しかダメだと思い込み、食欲も落ちてしまって…。 でも『簡易食物硬さ測定器カメルカ』で測ってみたら、歯茎でつぶせる硬さなら、ハンバーグやコロッケも食べられると分かったんです! 食べる楽しみを取り戻し、今では食事の時間に笑顔が増えました。」

 

家族の声②「看取り」の宣告から、食べる希望をつないで5年

「脳梗塞の後、見た目で何かわからないミキサー食を拒否するようになり、『このままでは看取りになる』と言われました。 困り果てていた時、カメルカに出会いました。『見た目は食事、でも舌でつぶせる硬さ』のものを見つけ出し、安心して出せるようになりました。 あれから5年。父は今も口から食事をとり、穏やかに過ごしています。」

 

専門家からのメッセージ

開発者・言語聴覚士 高田耕平先生より
「カメルカで分かる硬さは、しっかりとした根拠(エビデンス)に基づいています。災害への備えはもちろんですが、『毎日の食事の安全確認』や、『リハビリで少し硬いものに挑戦する時の目安』としても、ぜひ活用してくださいね。」

カメルカによる簡易測定に関する論文

学会分類2013コード4に相当する嚥下調整食を対象としたかたさの簡易評価方法
(日本摂食嚥下リハ会誌 25(3)2021)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsdr/25/3/25_215/_pdf

よくある質問(Q&A)

はじめて介護用の非常食を選ぶ方の疑問に、やさしくお答えします。

Q1: 親が最近むせやすくなってきました。普通の非常食でも大丈夫ですか?
A: 普通の乾パンなどは水分が少なく、のどに詰まりやすいので心配です。べとつきがなく滑らかで、飲み込みやすい「やわらか食」を用意してあげてください。

Q2: 脳梗塞の後遺症がある父のために、どんな非常食を選べばいいですか?
A: まずは「カメルカ」で、お父様の「今の噛む力や飲み込みやすい形状」を確認してあげるのが一番です。その上で、お口に合った硬さの「災害時のやわらか食安心パック」を選べば安心ですよ。

Q3: ミキサー食じゃないと食べられません。災害時はどうすれば?
A: 停電するとミキサーが使えなくなってしまいます。「災害時のやわらか食安心パック(かまなくてよい)」のような、開けてすぐに食べられるペースト状の食事を備蓄しておきましょう。

Q4: 避難所でも使えますか?水や火がなくても大丈夫?
A: はい、大丈夫です。「災害時のやわらか食安心パック」は調理済みなので、水も火も電気もない場所でも、開封してすぐに召し上がっていただけます。

 

あなたのやさしい備えを、今日から。

災害はいつ来るか分かりません。 でも、ご紹介した非常用備蓄セットを準備しておけば、その「もしも」の時、大切な家族を守る大きな安心になります。

【まずは食べる力を知る】

カメルカ災害時食支援キット

食支援研究家 高田耕平氏が考案!
減災に向けた備えをお届けする食支援キットが誕生しました。

【セット内容】
◦ 簡易硬さ測定器カメルカ 2種セット
(カメルカ本体2種・ステッカー・説明書兼リーフレット)
◦ 食支援ハンドブック
◦ 食支援情報カード
◦ うれし涙のおかいさん(山田錦100%の米粉おかゆ)
◦ 口腔ケアウエッティー
◦ とろみ剤、スプーン、専用ケース
(種類、形状は予告なく変更する場合があります)

【食支援情報カード】
災害時に役立つ食の情報をご記入ください。
▶ダウンロードはこちらから

【お口に合った食事を備える】

災害時やわらか食 安心パック

「もしもの時」に、本当に大切な人の「食べる」を守れますか?

災害は突然やってきます。
そんな時、高齢の方や嚥下・咀嚼に配慮が必要な家族にとって、通常の非常食では十分な栄養や安心が得られないかもしれません。
さかい食支援協会所属の管理栄養士・介護の専門家が監修した、特別な非常食「災害時やわらか食 安心パック」で、大切な人の笑顔と健康を守りましょう。

三嶋商事について
  • 3万袋突破
    業界初の通常米をたんぱく質1/50に低減

    みしまのたんぱく質調整米 1/50 3kg

  • たんぱく質10g以下、塩分2g以下。
    こだわり抜いた美味しさ、いろいろ。

    みしまの御膳ほのか

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