熱中症対策に工夫したい介護食レシピ!ゼリーでも水分補給を

熱中症対策に工夫したい介護食レシピ!ゼリーでも水分補給を
熱中症対策に工夫したい介護食レシピ!ゼリーでも水分補給を

 

熱中症とは

熱中症とは、体温が上がることで体の中の水分や塩分がバランスを保てなくなり、体の調節がうまく効かなくなることで様々な症状が現れます。

熱中症の症状・危険性

身体のだるさ、めまい、けいれん、頭痛、吐き気、嘔吐など様々な症状を引き起こします。軽いものもあれば、死に至るものまで症状は様々です。

高齢者が熱中症になりやすい理由

成人の身体は約60%が水分で出来ているのですが、65歳を過ぎた高齢者では約50%の水分しかありません。体表面積あたりの水分量は赤ちゃんが最も多く、加齢に伴ってどんどん減っていく傾向にあります。そもそもの体水分量が少ないので脱水になりやすいのです。

①食欲が落ちて食事や水分の摂取量が減る

高齢になると食が細くなり食べる量や飲む量が減っていくことが多くなります。
日々口にするご飯、汁物、魚、豆腐、野菜などにも水分が沢山含まれていますので、食べる量が減るということは、その分摂取する水分も少なくなってしまうということになります。

②脱水を感じにくくなる

加齢とともに喉の渇きを感じる「口渇中枢」の働きが鈍くなってしまいます。実際には身体に水分が全然足りていない状態でもそれを感じにくくなり、喉が渇かず水分摂取が進まないという傾向があります。
夏場は汗を沢山かいて身体から水分が沢山出ていくにも関わらず、それを感じず気づいた時には熱中症になっているという危険性もあるため注意が必要です。

③中にはトイレに何回も行くのが嫌で水分を取らない方もいる

高齢者では身体に水分を蓄える機能が低下する上に、全身の水分調整を行っている腎臓の働きも低下してくるためトイレが近くなる傾向があります。
さらに基礎疾患があり利尿剤や糖排出薬などを飲んでいるとさらに尿量は増えるでしょう。
そうなると、寝ている間のトイレが気になって、水分を摂らないという高齢者が多く見受けられます。
そもそも加齢に伴って水分の排出が多い傾向にあるのに、水分を摂取しないことになりますので脱水を加速させて、熱中症となるリスクがあります。

④飲みこみにくいと「水分を取らなくなる」以外の危険も

高齢者の中には飲み込みにくさが気になり、あまり水分摂取が進まないという方もいるかもしれません。
だからといって、熱中症予防のためにむやみに水分を摂取させても良いかというと答えはNO!になります。
理由は、加齢に伴って飲み込みの筋肉や力が衰えている恐れがあるからです。
ご自身の周りの高齢者の方で、水分摂取や食事時にむせている方はいないでしょうか?
適切な食事形態での水分摂取や食事摂取をしないと、誤って器官に入り誤嚥性肺炎を発症してしまって最悪の場合、死に至る恐れもあります。

介護食で水分補給をする時の工夫

介護食で水分摂取を行っていくとなるとどんなものを、どんな風に食べたり飲んだりしていけばいいのか分からない!といった声も多いです。
介護食でも安全に水分摂取していける方法をご紹介していきます。

①こまめな水分摂取を促す
まずは可能な限りこまめな水分摂取を促しましょう。
ただし、無理やり飲ませると危険な上に嫌な思いが印象にのこって継続的に水分摂取してくれなくなる恐れがあります。
食事や嗜好品を上手に利用して促していけたら良いですね。
コーヒーやアルコールなど利尿作用があるものは逆に脱水を招いてしまうので控えましょう。

②水分だけでなくミネラル摂取も!
人間の体内は水分と塩分のバランスを丁度良く無意識に保っています。
脱水予防に「お水」だけ摂っているとどうなると思いますか?
身体の中の塩分はどんどん薄まり、これを予防しようと水分を摂ろうとしなくなります。
その上、おしっこから水分を排泄して塩分を保とうとするので結果的に脱水になってしまうのです。水分を摂るときはスポーツドリンクなど、ある程度ミネラルの入ったものをお勧めします。しかし、糖尿病などの持病がある方はあらかじめ主治医にご相談下さい。

③ゼリー状のおやつや水分で水分摂取UP
1日あたりの摂取水分量は大体1.5~2Lが推奨されています。
しかし、これだけの量をグビグビ飲むのって結構大変ではないでしょうか。
飲むのが億劫になってきそうです。
でも先ほどにも述べたように食事にも水分は含まれており、3食きっちりバランスよく食べている方で約1Lの水分摂取が見込めます。
これにゼリーのおやつや水分でこまめに促していけば難しくない量になるのではないでしょうか。

熱中症対策の介護食

暑い夏に向けて熱中症を予防しましょう!どれもおうちで作れるお手軽レシピです!

①ミネラルたっぷり!スポーツドリンクゼリー
水分でむせてしまう方もゼリー状にすれば安全に水分が摂れます。
ゼリーの緩さや大きさは調節してくださいね。

(材料:作りやすい分量)
スポーツドリンク 200cc
ゼラチン 5g
水 大さじ1
(作り方)
①ゼラチンは大さじ1の水でふやかしておく。
②スポーツドリンクを鍋で沸騰直前まで温める。
(時短の場合は電子レンジでもOK 50~60度くらいまで温めます)
③水でふやかしたゼラチンを入れてしっかり混ぜる。
④冷蔵庫で固まるまで冷やしたら完成。

②お茶にもスイーツにも!ほうじ茶ゼリー
水分摂取にもスイーツにもなるベースのほうじ茶ゼリーです。

(材料:作りやすい分量)
【お茶として作る場合】
ほうじ茶 200cc
ゼラチン 5g
水 大さじ1【ほうじ茶プリンとして作る場合】
ほうじ茶 50cc
牛乳 150cc
ゼラチン 5g
水 大さじ1
砂糖 5g
(作り方)
①ゼラチンは大さじ1の水でふやかしておく。
②ほうじ茶や牛乳を鍋で沸騰しない程度に温めてゼラチン(砂糖)を入れる
③器に移して冷やし固めたら完成!

③抹茶プリン
こちらはティータイムにお好きな飲み物と一緒に食べて頂きたい1品。
デザートからも水分が摂れる上に、今回はゼラチンの代わりに卵黄を使用することで栄養価がぐんとあがります!牛乳も同時に摂れてカルシウムも補給できます!

(材料:2個分)牛乳 100cc
卵黄 1個
砂糖 大さじ1
抹茶 大さじ1
(作り方)
①牛乳を沸騰しない程度に温める。
②ボウルに卵黄と砂糖を入れて混ぜる。
③②を泡立て器で良く混ぜながら温めた牛乳を少しずつ加える。
④抹茶を加える。
⑤茶こしで濾して器にいれてしっかりラップをする。
⑥蒸し器で15分ほど蒸して、冷やしたら完成!

まとめ

今日は水分摂取の必要性や自宅で出来る水分補給ゼリーをご紹介しました。
とは言っても水分摂取は毎日のこと。
こんなに毎日手をかけていられない!!という方も多いはず。
そこでご紹介したいのは手軽に水分補給が出来る商品です。
パウダータイプでお湯でといて固めるだけのタイプや、パウチタイプのものまで様々あります。これらの商品を利用するメリットとしては
・賞味期限が長い
・災害時にも使用できる
・常温保存可
・色んな味が楽しめる
などなど、とっても便利です!
自宅に何本かストックしておいて、今日は作れない!なんて日に利用するのもおすすめですよ。是非お試しください!

水分補給の商品一覧はこちら

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