柔らかくて食べやすい!舌でつぶせる介護食のレシピ特集

柔らかくて食べやすい!舌でつぶせる介護食のレシピ特集
柔らかくて食べやすい!舌でつぶせる介護食のレシピ特集

舌でつぶせるやわらか介護食とは

身近なご家族の中で介護食を利用している方はいらっしゃいますでしょうか?介護食は歯が無い、もしくは少なかったり、飲み込みの力が衰えてきたりしたときに、食べやすいように工夫し、弱まった機能を補ってくれる食事をいいます。
人は生きている限り、栄養を摂っていく必要があり、出来れば胃瘻や点滴ではなく、美味しいものを実際に感じられる、口からの食事が良いですよね。
今日は噛みにくさや飲み込みにくさがあっても、食事を楽しめるように舌でつぶせる介護食のレシピをご紹介していきたいと思います。

 

 

自身で調理するのは難しい

介護食を自分で調理するのは難しいと考えている方も多いようです。
確かに、普段の献立を考えて調理するだけでも結構重労働ですよね。
介護食を作っていく上でどんな点が難しいと思われているのでしょうか?

①適切な食事形態が分からない

いざ、介護食が必要となった時に一番大切なのは食事形態になります。
適切な食事形態の食事が提供されていないと誤嚥を招いて誤嚥性肺炎を引き起こしたり、食べ物を詰まらせると窒息したりと命にかかわる事態になってしまうからです。
病院や施設であれば安全な食事形態を見極め、その食事を提供してくれますが自宅でそれを行うとなると難しいですよね。

②調理法が分からない

いざ介護食を作るとなると「難しそうでどのように調理してよいか分からない」という方も多いです。最初は難しいかもしれませんが、道具を揃えれば、基本的な流れは大体同じなのでやり方さえ習得してしまえばそんなに難しくはありません。

③手間がかかるイメージ

柔らかくなるまで長時間煮込んだり、ミキサーにかけたり、介護食を作るのは手間がかかるイメージはありませんか?
普通に毎日料理をするだけでも大変なのに、それとはまた別に介護食を準備するなんて考えるだけで不安を感じるという方もいらっしゃるでしょう。

自宅で介護食を作るために必要な道具

自宅で介護食を作るには難しい工程は全く無いのですが、ある程度道具は揃える必要はあります。しかし、これらの道具は一度購入してしまえばずっと使用し続けられるものがほとんどで、調理する上でとても便利なアイテムです!ここからは、介護食を作る上で必要な道具をご紹介していきます。

①ミキサー

ミキサーは食材や料理をペースト状に撹拌する調理家電になります。
食材や料理を素早く、均一にペースト状にしてくれるので、とても便利なものですね。自分ですりつぶしたり、うらごしするとなるとかなり時間や労力がかかってしまいます。ミキサーはお手頃な価格で購入することができるので、ご自身にあったものを選んでいただければと思います。
ミキサー以外にもフードプロセッサーやハンドブレンダーなどもおすすめです!

②ゲル化剤(固形化調整食品)

調理した料理をミキサーにかけただけではまだペースト状の状態ですよね。
この食事形態が適している方はこのままで良いのですが
・ペースト状では誤嚥しやすい方
・舌でつぶせる程度の食事が適している方
・見ためを良くするために型を取りたい方
にはゲル化剤(固形化調整食品)を使用して固めるのがおすすめです。


ミキサーゲル 700g-ゲル化剤の通販-ビースタイル本店 (b-style-msc.com)

「ミキサーゲル」というゲル化剤(固形化調整食品)はご家庭の食事をミキサーして、ゲル化剤(固形化調整食品)を入れるだけで簡単に舌でつぶせる介護食ができあがります。 ミキサーゲルを使って作る介護食は、食材の温度に関係なく、再加熱や冷却する手間を削減できるのがポイントです。
ミキサーにかけるだけの簡単(シンプル)な調理なので、調理時間が短縮され、作業コストも削減できますよ!

舌でつぶせる簡単介護食レシピ

①鶏の照り焼き

★パサつきやすい鶏肉もミキサーでなめらかにするのでとっても柔らか!
甘いタレが絡んだ照り焼きはどの年代でも人気のお料理です!

(材料:1人分)
・鶏肉:60g
・だし汁:50ml
・ゲル化剤(固形化調整食品):表記に応じて使用
・照り焼きのたれ:適量

(作り方)
①鶏肉は下ゆでしておく。
②鶏肉、だし汁、ゲル化剤(固形化調整食品)を計量する。
③ミキサーに鶏肉、だし汁、ゲル化剤(固形化調整食品)を入れ、なめらかになるまで攪拌する。
④③を鍋に入れ火にかけ、焦げないように混ぜながら、ひと煮たちさせる。
⑤ラップを敷いたバットに焼き鳥サイズにならべ、ゼリー状に固める。
⑥⑤が固まったら、照り焼きのたれを塗り、器に盛りつけて完成。

②ハンバーグ

★普通に焼いたハンバーグをそのまま使用するので、あとはゲル化剤(固形化調整食品)を加えてミキサーにかけるだけ!楕円の型を使用するとよりハンバーグ感が出て食欲をそそります!

(材料:1人分)
・ハンバーグ:1個(60gほど)
・コンソメだし:50cc
・ゲル化剤(固形化調整食品):表記に応じて使用

(作り方)
①ハンバーグは、焼いたものを使用する。
②ハンバーグ、コンソメだし、ゲル化剤(固形化調整食品)を計量する。
③ミキサーにハンバーグ、コンソメスープ、ゲル化剤(固形化調整食品)を入れ、なめらかになるまで撹拌する。
④③を鍋に入れ、火にかけ、焦げないように混ぜながら、ひと煮たちさせる。
⑤楕円形の容器に流し込み、ゼリー状に固める。
⑥⑤が固まったら、器に盛りつけ、お好みでハンバーグソースなどをかけたら完成。

③ようかん

★市販品のようかんは商品によって食事形態がバラバラなことが多いのですが
おうちで手作りすれば、適切な柔らかさのようかんが楽しめます!

(材料:1人分)
・さらしあん:10g
・砂糖:20g
・水①50g
・ゲル化剤(固形化調整食品) :表記に応じて使用
・水②:50g

(作り方)
①さらしあん、砂糖、水、ゲル化剤(固形化調整食品)を計量する。
②さらしあん、砂糖、水①を加えよく混ぜ合わせる。
③鍋に水②、ゲル化剤(固形化調整食品)を入れよく混ぜる。
④③に②を加え、よく混ぜ合わせ、鍋を火にかけ、焦げないように混ぜながら、ひと煮立ちさせる。
⑤型に流し込み、ゼリー状に固める。
⑥固まったら食べやすい大きさに切って器に盛り付けたら完成。

④コーヒーゼリー

★ゲル化剤(固形化調整食品)を混ぜてミキサーにかけるだけでとっても簡単に作れます!
コーヒー以外にもお茶やジュースでももちろんできます。おやつにどうぞ!

(材料:1人分)
・コーヒー:150cc
・ゲル化剤(固形化調整食品):表記に応じて使用

(作り方)
①コーヒー、ゲル化剤(固形化調整食品)を計量する。
②鍋にコーヒーを入れ、ゲル化剤(固形化調整食品)を加え、よく混ぜる。
③鍋を火にかけ、焦げないように混ぜながら、ひと煮立ちさせる。
④器に盛り、冷やし固める。
⑤仕上げにお好みでコーヒーフレッシュやミントを飾って完成。

④市販品も便利

「どうしても自宅での調理は難しい!」
「忙しくて作れなかった!」

という場合には市販品を上手に利用しましょう。
介護食の通販専門店ビースタイルではいろんな食事形態の介護食品が豊富に揃っています。
お料理の種類も沢山あるので、きっとお気に入りの商品が見つかるはずです。
是非、利用してみてくださいね。

まとめ

今回は舌でつぶせるくらい柔らかい介護食についてご紹介しました。
「介護食」って聞くとどうしても難しそうなイメージがありますよね。
レシピでもご紹介した通り、普段作るようなおかずをゲル化剤(固形化調整食品)と併せてミキサーにかけるだけなので思ったより手間もかかりませんし、何より家族と同じものを食べられるというのは安心感や満足感にもつながりますよね。
しかし、どうしても忙しい日や手軽に済ませたい日もあるかと思いますので、
そんな時には手軽に使用できる市販品も利用してみてください。
介護食の通販専門店ビースタイルでは舌でつぶせる介護食を多数取り揃えています。
毎日の食事がより豊かになるよう、手作りと市販品をバランスよく利用してみてください。

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