介護食の寿司|ちらし・巻き・いなり・にぎりをすべて解説!

介護食の寿司|ちらし・巻き・いなり・にぎりをすべて解説!
介護食の寿司|ちらし・巻き・いなり・にぎりをすべて解説!

お寿司は、お祝い事やハレの日などにいただくイメージがある料理のひとつです。種類も具材も様々で、どれも大好物という方が数多くいます。

そんなお寿司ですが、「介護食」にもあるのでしょうか。結論から言って、介護食にもあります!
特にご高齢の方は好物だという方が多いので、食卓に取り入れて食事を楽しんでもらいたいですよね。
今回の記事では、介護食としてのお寿司について、ちらし・巻き・いなり・にぎりの4種類を解説します。
また、手作りで見た目を「お寿司風」にすることもできるので、そのレシピやコツなども併せて紹介します。
お寿司が大好物という方がこれからも美味しく素敵な思い出を作っていただけたら幸いです。

介護食ににぎり寿司はある?


介護食の冷凍商品は、ちらし寿司、巻き寿司、いなり寿司の3種類が多くあります。
市販品には介護食のにぎり寿司は少なく、それぞれご自宅や病院・施設などで工夫して作っていることが一般的です。

今回の記事では、「ゼリー剤(固形化調整剤)」を使って、誰でも食べられるソフト食のにぎり寿司を作る方法を紹介します。

 

 

介護食のにぎり寿司(1)魚をムース状のソフト食で

手作りで介護食のにぎり寿司を作る場合は、上にのせるネタをソフト食にして、シャリに重ねます。今回の記事では、ゼリー剤(固形化調整剤)の「スベラカーゼ」を使ったレシピを紹介します。

スベラカーゼは、ソフト食を飲み込みやすくするゼリー剤です。ごはんやおかず、飲料などあらゆる料理にお使いいただけるため、食品の種類ごとにゼリー剤を準備する必要がなく、コスパも手間も省けるおすすめの商品です。

〈材料〉
ネタの部分
・お寿司のネタにする魚の刺身
・水…刺身に対して1:1
・スベラカーゼ…料理の重量に対して約1.5%

(1)食材の水分量だけでは足らないので、お寿司のネタに対して1:1になるよう水を加えます。ネタによって水の分量は異なるので、スベラカーゼを使ったレシピをチェックしてみて下さい。
(2)スベラカーゼ を約1.5%加え、ミキサーで1分撹拌します。
(3)塩分が含まれる食材の場合は、ミキサーで撹拌した後に鍋などに移し、80℃まで加熱します。
(5)型に流し入れ、冷蔵庫で約2時間冷やします。
(6)適当な大きさにカットして盛り付けます。

お寿司のネタにする材料は、小骨のないものや、3枚におろしたフィレなどがよいでしょう。
うなぎの骨は細かいため、ミキサーで攪拌しても喉に引っかかってしまうことがあります。手作りのソフト食にはあまりおすすめしません。

介護食のにぎり寿司(2)シャリもソフト食にできる!

飲み込む力が弱まっている方には、お寿司のネタと同じようにスベラカーゼでソフト食のシャリを作りましょう。魚のネタとまったく同じ方法で作れます。

〈材料〉
シャリの部分
・お粥
・スベラカーゼ…料理の重量に対して約1~2%

(1)70℃以上のお粥をミキサーに入れます。
(2)スベラカーゼを約1~2%加え、ミキサーで1分以上撹拌します。
(3)盛り付けて完成です。スベラカーゼのお粥は、70℃前後で固まり始めます。

もしもお粥がなければ、ごはんとお湯を1:2の比率で作っても問題ありません。また、嚥下に問題のない方の場合は普通のごはんを使っても大丈夫です。

にぎり寿司の見た目をしたソフト食は喜ぶ方がとても多く、病院や施設などでも盛り上がり、食欲もわきやすいようです。
好物だったお寿司が嚥下困難などで食べられなくなってしまった方がいたら、作ってあげてはいかがでしょうか。

介護食の市販品でお寿司を!ちらし寿司やゼリー剤寿司3選

市販品の介護食には、解凍するだけで食べられるお寿司のほかに、ご自宅で簡単に作れるゼリー剤(固形化調整剤)などもあります。ぜひ参考にしてみて下さい。

【冷凍】あいーと 五目ちらし 91g

「あいーと五目ちらし」は、見た目はまるで普通のちらし寿司のようですが、実は舌でつぶせるほどやわらかいソフト食です。あいーとの独自技術で、硬い野菜や肉・魚などもすべて、普通の食品に比べて1/100~1/1000までやわらかくしています。

とても華やかな見た目なので、ペースト食やミキサー食では食欲がわかない方に特におすすめです。錦糸玉子や海老、椎茸や人参を混ぜ合わせた酢飯など、ちらし寿司の美味しさを見た目からもしっかり味わえます。

冷凍食品なので長期間保存しておくこともでき、常備にも適しています。また、同シリーズには他にも洋食や和食など様々なメニューなどがあり、そちらもおすすめです。

スベラカーゼ 3g×50袋

「スベラカーゼ」は、ミキサー粥やでんぷん食品特有のべたつきを解消してくれるゼリー剤(固形化調整剤)です。べたつく原因であるでんぷんを、α-アミラーゼ(でんぷん分解酵素)が分解してくれるため、喉につまる心配がなく、つるりと飲み込んでいただけます。

スベラカーゼは主菜や汁物、デザートなどすべての料理に使えるため、用途別にゼリー剤を使い分ける必要がなく、コスト面でもおすすめできます。
第21回安藤百福賞「発明発見奨励賞」も受賞している商品なので、ぜひ試してみて下さい。

【購入者様の声】
初めての外泊で、初めて私が作った物を食べてくれました
スベラカーゼ粥。試作一回目はお粥の潰し加減をしくじり、失敗しましたが、お粥をきちんと浸水させてから作り、スベラカーゼを入れて、ブレンダーで混ぜ続けると、スッとゼリー状になる瞬間があり、病院でい頂いているものと同じ感触になりました
スベラカーゼ粥はミキサー食づくりにも重宝しそうです
個包装で、お粥の分量との割合が適当な私にもわかりやすく使いやすいです
欲を言えば、もう少し少量の本数でも購入できると試しやすいなと思いました
使い続けるには50本でいいと思っています

スベラカーゼ 1kg

「スベラカーゼ」の使い方は、基本的にはどのメニューでも同じです。
ソフト食にしたい食品に水とスベラカーゼを加え、ミキサーで1分ほど攪拌します。盛り付けると、70℃前後で固まり始めるので完成です。詳しい手順については、記事内で紹介している「介護食ににぎり寿司はある?」を参考にしてみて下さい。
こちらの1kgはジッパーつきになっており、ご自宅や施設などに適したお徳用です。

【購入者様の声】
プルプルのおかゆを作るのに欠かせない存在です。
お餅だと喉に詰めてしまう心配がありますがスベラカーゼを使ってぜんざいなど提供すると皆さんに安心して食べていただけます

まとめ:介護食でも寿司は食べられる!手作りでにぎり寿司風も◎

介護食にもお寿司はあり、近年様々な種類が販売されるようになりました。
お祝い事やハレの日などの記憶を連想できるため、お寿司の「見た目」が再現されている食品は、普段ペースト食やミキサー食などを利用されている方にとって、とても嬉しいものに映るようです。

ちらし寿司、巻き寿司、いなり寿司は冷凍食品が販売されているので、ぜひ試してみて下さい。解凍するだけでお召し上がりいただけるので、ご家庭で常備しておくのもおすすめです。

にぎり寿司は、現在冷凍するだけのソフト食は販売されていませんが、ゼリー剤(固形化調整剤)を使って簡単に手作りができます。特に、今回紹介したスベラカーゼはこれ1つでネタもシャリもすべて作れるので、コスパ面でも安全面でも優れており、おすすめです。

本物のにぎり寿司は少し引っかかりやすく、飲み込む力が弱まっている方には召し上がりにくいかもしれません。ですが、スベラカーゼは食材の味をそのまま楽しめる状態で、飲み込みやすいゼリーにすることができますので、ぜひご自宅で試して下さいね。

固形化調整食品はこちら

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